ソフトウェアテスト勉強会vol4 ~@gen519 PRESENTS ソフトウェアテスト最初の一歩 ~

2014年2月の勉強会vol.4です。

(ブログの公開がすっかり遅れてしまいました。。。ごめんなさい)

 

今回は@gen519さんをオンラインゲストにお迎えして

テスト初心者のためのワークショップをしていただきました(∩´∀`)∩

@gen519さんはvol.1からオンラインゲストとして手を挙げてくださっていたのですが、中々調整が上手く行かず・・・(すみませんっっ)今回やっと実現しました!

 

今回のスライドはコチラ↓

http://www.slideshare.net/kunioyamamoto519/ss-31073077

 

今回のワークショップは鈴木三紀夫さんが以前開催したワークショップのアレンジ版ということです。

東京で行った内容を福岡でも出来るってステキです!

今回はSkypeなどを使ってオンラインでワークショップを行っていただきました。

 

当日の様子はコチラにトゥギャっております(私だけのTweetで申し訳ないですが) 

 

今回の勉強会の目的

 ”テスト”の話をしても会話がかみ合わない!という悩みを解決しよう

 

自己紹介

各グループで自己紹介と この勉強会にきた「目的」や「持ち帰りたいもの」を発表しました。

 

テストって思いつくものをあげてみよう 

個人ワークでは「テスト」にはどういったものがあるか、思いつくだけポストイットに書き出しました。

 

各チームで どのグループになるかわけてみよう

各チームで、書いたポストイットを展開し、どのグループに属するかをまとめました。

同じテストをあげていたり、全く知らないものがあったり、忘れているものがあったりと、結構数多く項目がでました。

印象としては、みんな結構いろんなテストの名前知っているし、どういうテストか聞くと、大体「あー、そういうテストあるあるー」とわかるようなものが多かったと思いました。

 

発表しよう 

じゃんけんで順番を決め、各チームによる発表を行いました。

各チーム、アピールポイントも発表し、他のチームにない点や、項目数の多さなどをアピールしていました。

発表後、やまもとさんによる総評をいただきました。

 

講座を聞いているのと、いざチームでやってみると、中々仕分けるのは難しいと思いましたし、実際間違っていたり、いまだに悩んでしまう項目も結構ありました。

 

今回のワークショップで、「あるある」をたくさん聞けたと思います

(テスト技法を聞いたときに「おお!こんな方法が!」と目から鱗だったのに、実際使いこなせないままだったり・・・)

また、言葉の意味を正しく理解する大事さをあらためて感じました。

貴重なお時間をいただき、@gen519さん 本当にありがとうございました。

 

 

 

勉強会を終えての番外編(Twitterより)

分類するのって難しいなーというTweetからのお話が展開されました。

 

境界値テストや組み合わせテストを「テストタイプ」って言っちゃう所がある?!

 私は、テスト技法の勉強を初めてしたときに「ドリル本」で勉強したので、

ソフトウェアテスト技法ドリル―テスト設計の考え方と実際

ソフトウェアテスト技法ドリル―テスト設計の考え方と実際

 

 この本に載っていたものは「テスト技法」なんだ!という覚え方をしていました。

ですので、当然「境界値分析」や「組み合わせテスト」は「テスト技法」だと思っていました。

しかし、テストベースによっては、「テストタイプ」としたくなるときがあるとのことでした(・・・ここから理解できていません)

 

テストタイプは「目的」で、テスト技法は「その目的に対するモデル化」と考えたらいいよ。というアドバイスをいただきました。

(モデル化・・・となると敷居が高く感じてしまうのは モデル化の苦手意識からでしょうか?難しいです。ただ違いのイメージはできました)

 

回帰テストはテストアプローチ? 

上記の話題で「テストアプローチ」という言葉から、次の質問があがりました。

ちなみに、今回の勉強会には「テストアプローチ」という言葉は出てきません。

鈴木三紀夫さんがこのワークショップを開催するときに「初心者向け」ということでグループに入れなかったそうです。

 

回帰テストは「テストフェーズ」とするのがいいのではないかという結論になりました。(デグレ防止のアプローチでは?という声も)

この辺は私の不勉強で全くついていけず・・・ただ、その会話の中で「出荷前テスト」は回帰テストの言いかえだろ。という言葉でびっくりしました。

私の中の「出荷前テスト」は「受け入れテストのためのテスト」という位置づけで、「回帰テスト」は何かプログラムに修正が入ったために、影響がないかを確かめるテスト と理解していたので、同じテストケースを2回以上使うもの=回帰テスト

だと思っていました(説明が下手ですみません。。。)

 

ただ、これは粒度が違うだけで、システムテストなどで以前パスしたテストをもう一度やるという回帰テストなんだよ。

という説明をしていただいて、納得し、勉強になりました。

中々、シラバスや本を読んだだけでは理解したつもりになっているだけで、きちんと理解できていないな。と再認識できました。

 

強化テストは回帰テスト

では、強化テストは回帰テストなのか?

強化テストは探索的テストなのでは?という話が出ました。

それに対し、探索的テストは「テスト技法」なので、強化テストの時に「探索的テスト」という技法を使うことが多いのでは?(強化テストは回帰テストというテストフェーズにあたるのでよいのでは?)ということで落ち着いていました。

 

やはり、テストフェーズやアプローチ、、、グループ分けは難しいです。

ただ、ここの仕分けが出来るようになると、言葉の理解が早いだろうな。と思いました。