ソフトウェアテスト勉強会vol2 ~PictMasterを使ってみよう&Selenium IDEを入れてみよう~
Merry Christmas♡
サンタさんが飛び回っているなか、なぜかブログを書いてしまうのが非リア充というものです。
vol.2開催したよ
ということで、先週vol2の勉強会をしました。
前回まで個人のブログに書いていましたが、思いの外 長文&少し真面目に書いてしまったので
勉強会ブログとして記載していこうと思います。
vol2の今回は 「とにかく体感だ!」ということで、組み合わせテストの自動生成ツールPictMasterを使ってみるワークショップを行ないました。
事前準備が足りず、以前ドリル本勉強会をしたときの資料と
東北ソフトウェアテスト勉強会の資料を頂いての開催
Special Thanks♥ @nemorine
(すみません・・・準備不足で。しかし、ゆるく無理なくながーくやりたいのでお許しください)
PCをお持ちになられる方には、事前インストールをお願いしていたので
各テーブル1つはPCを持っている方が座ることができ、殆どインストールする時間はかからずにすみました♪(感謝!)
組合せテスト?ペアワイズ法?
組合せテストとは?ペアワイズ法って何だ?という話しを簡単に行いました。
・組合せテスト:
1つ1つは関連性がなさそう(=直交している)なので、単体でテストが通ればOKそうなのに、実は組合せてテストするとバグって出るよね。
⇒この1つ1つのことを『因子』といいます
・ペアワイズ法(オールペア法):
2因子間で100%網羅をすることで、高い確率のバグを発見することができます。
最低1回はこの組合せのテストをすることで、少ないテストケースでテストすることができます。
ただし、乱用は禁物です!システムや仕様などにより、適応すべきかどうか見極める力が必要です(死ぬかもしれないシステムのテストで使っちゃだめ!!)
いざ、実践
「容量、用法は守ってね!」という前提でPictMasterを使用
例題はソフトウェアテスト勉強会~やってみよう!組み合わせテスト~|仙台ソフトウェアテスト勉強会のブログより ラーメンの自動販売機を例に実践。
(詳しい例題はブログをみてくださいね♡)
まず「これらの組合せ」を全てテストしようとすると何ケースありますか?と質問をすると
暗算が得意な方から「384!」と即答な声!
計算はやっ!!!(゚д゚)!
私(*ノω・*)「では、これらをペアワイズ法を使ったら何ケースになるか、各テーブルでやってみてください」
ということで、初対面の方も多い中、和気あいあいと作業してもらいました。
きっとあの会場の雰囲気がステキなお陰もあるんだろうなぁ♡
2回目ですが、率先して教えあう環境になっていたのもとても嬉しかったです(´∀`*)
PictMasterの必要な箇所を説明しつつ、出力、最後に整形しますよーとテーブルを回りつつ説明。
(会場提供&運営してくださるNatsukoさんと共に)
制約を実行してみよう
全テーブルが無事テストケースを出せたところで、次の説明。
「では、紅ショウガのトッピングを追加してみてください。ただし、とんこつスープのみのトッピングです」
「制約」の条件追加です。(すばらしい。この例題)
PictMasterによる「制約」の設定の仕方を説明後、またテーブルごとに作業してもらいました。
これも 全てのテーブルで解答することができました。
1人だけ「他のスープの場合に、紅ショウガを選べない」としており、面白いなーと思いました。
(数Aだっけ?集合体の問題回答みたいです♪)
早くできたテーブルから 「いや、言うても高菜もやっぱりトンコツしか合わんやろ」とか
( ´_ゝ`)(・・・てか、コナオトシ 太麺でしたらお腹こわしちゃうよね)という談義もしつつ
楽しくワークショップができたと思います。
分かりやすいサンプルでしたので、もう少し例題や応用をしていくと、
業務でも取り入れやすいのではないかと思います。(繰り返しますが、乱用禁物です!)
Selenium IDEをインストールしよう
ライトに使ってもらうことを重視したので、30分ほど時間があまりましたので、
以前リクエストがあった「Selenium IDE」の導入をさらっとしました。
Selenium IDE:firefoxのプラグイン。簡単なGUIベースでテストケースの登録/再生ができるので
プログラムが書けない人でも、容易に回帰テストが可能。
私自身、SeleniumIDEはテストデータを作成するときに使うことが多く
まだまだ回帰テストに使うことは少ないのですが・・・
参加者でSeleniumを使っている人はほぼ0で、WEB系のエンジニアも少なかったので、簡単に。
1.firefoxを起動
2.公式サイト(http://www.seleniumhq.org/download/)から、「Selenium IDE」の最新ヴァージョンをダウンロード
3.firefoxを再起動
4.firefoxの「ツール(T)」-「Selenium IDE(N)」から起動
ここのブログなどに詳しく記載されています
http://iflaglabs.jp/original7.html
動作確認は、Googleを検索する様子を録画→再生してみました(雰囲気のみふんわりお伝えできた・・・かな)
おしまいに
vol.1に続き 事前連絡が急だったこともあったのですが、今回も20名近くの方にご参加いただけました(∩´∀`)∩
できるだけ、1話完結な勉強会にしたいので、
次回初めてだから・・・とか、前回参加していないから・・・とならないように
いつでもウェルカム!でも、みんなで「テスコンでちゃろうや!」ってレベルになれるようにがんばりたいです!
そして、少しずつでよいので 業務にも活用できるようなものを紹介&みんなでレベルアップしたいと思います!